囁かれる怪異・洛中/西陣
撞かずの鐘
上京・西陣の報恩寺に伝わる梵鐘で、金剛界四仏を籠字の梵字であらわす珍しい意匠の平安の鐘とされ、重要文化財に指定される。お十夜の夜、鐘が鳴るか鳴らぬかで丁稚と織子が言い争い、その織子が狂い死にしたという言い伝えから、以後は大晦日の除夜のほかは撞かれなくなったと伝わる(諸説あり)。悲話の細部には揺れがあるが、鐘が長く鳴らされずにきたことが名の由来とされる。
近くの珈琲
LOWSTARRY徒歩約247m
近くの石
この覚え書きは机上の調査によるものです。伝承には諸説があります。