記された慶び・洛中/四条河原町
高瀬川 (高瀬舟・角倉了以)
高瀬川は、豪商・角倉了以(一五五四〜一六一四)と子の素庵(一五七一〜一六三二)が開いた運河で、慶長十九(一六一四)年に通じた。名は、底の平らな喫水の浅い舟「高瀬舟」に由来する。二条から鴨川の水を引き、伏見までおよそ十キロメートルを結んで、薪炭や米などの物資を京へ運んだ。明治を経て大正九(一九二〇)年まで、およそ三百年にわたり水運を支えた。
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この覚え書きは机上の調査によるものです。伝承には諸説があります。