刻まれた悲史・洛南/横大路
千両松の戦い跡 (鳥羽伏見の戦い)
千両松は、慶応四年(一八六八)の鳥羽伏見の戦いで激戦のあった淀堤の一帯である。正月五日、伏見を退いた旧幕府軍は狭い淀堤の千両松に陣を布き、薩摩・長州を主とする新政府軍と交戦したが、近代兵器の斉射の前に敗れた。会津・桑名の藩士や新選組、京都所司代見廻組の隊士が斃れ、新選組六番隊組長・井上源三郎もこの地で戦死したと伝わる。現地には「戊辰役東軍戦死者之碑」が立ち、同じ敷地に東軍戦死者の埋骨地がある。
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この覚え書きは机上の調査によるものです。伝承には諸説があります。