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記された慶び洛中/五条

渉成園 (枳殻邸)

渉成園は東本願寺の飛地庭園で、寛永十八年(一六四一)に徳川家光から寄進された地に営まれた。園名は陶淵明の詩「園日渉して以て趣を成す」に由来し、周囲に枳殻(カラタチ)を巡らせたことから「枳殻邸」とも呼ばれる。作庭は詩仙堂の石川丈山と伝わり、この地は九世紀末に源融が陸奥・塩竈の風景を模したという六条河原院の故地とも伝わる。園内の建物は幕末の火災で失われて再建され、昭和十一年に国の名勝に指定された。

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この覚え書きは机上の調査によるものです。伝承には諸説があります。